2021-05-26 第204回国会 衆議院 内閣委員会 第27号
また、その後、平成二十九年一月にJR東海から静岡県に送付された事後調査報告書におきまして、導水路トンネル及びポンプアップによるトンネル湧水を大井川に戻す措置を講じる旨が示されました。 これに対しまして、静岡県知事は、平成二十九年四月にJR東海に対して全量を恒久的かつ確実に大井川に戻すことを早期に表明すること等の意見を提出したところです。
また、その後、平成二十九年一月にJR東海から静岡県に送付された事後調査報告書におきまして、導水路トンネル及びポンプアップによるトンネル湧水を大井川に戻す措置を講じる旨が示されました。 これに対しまして、静岡県知事は、平成二十九年四月にJR東海に対して全量を恒久的かつ確実に大井川に戻すことを早期に表明すること等の意見を提出したところです。
南アルプストンネル新設工事や静岡県の中の静岡県内導水路トンネル新設工事など、JR東海から受注をしているJR東海と利害関係にある大成建設の社外監査役を有識者会議の委員候補として挙げてきたわけでございます。これは、中立公正ではなく、おかしいという声を静岡県が上げたのは当然だというふうに思います。この大成建設の社外監査役というのは、年間一人平均一千四百万円もの多額の報酬を受け取っているわけです。
それで、これは住民の方が見たことなので、どういうタイミングで見たのかがはっきりしないので何とも言えないんですけれども、例えば、導水路、武蔵水路から荒川への水門を閉じて、忍川から武蔵水路に入る水門を閉じた段階で、武蔵水路そのものがまだ水位の余裕があったんじゃないか、そういう目撃の情報もありました。
ここはどういうところかというと、利根川から荒川に、武蔵水路という利根川の水を荒川に引っ張っていく水路を水資源機構というところで管理をしておりまして、利根川からの水をふだんは流しているんですけれども、今回は荒川が危なくなってしまったのでそこの水門を閉じてということで、今度、その導水路、武蔵水路に流し込んでいる忍川という、これは県管理の川なんですけれども、この忍川が内水の氾濫をしてしまって、要するに、荒川
霞ケ浦導水事業は、利根川と那珂川を導水路で結ぶことによりまして、首都圏の水道水等の安定供給と、霞ケ浦と桜川、千波湖の水質改善を図る重要な事業であると考えております。 本事業に対しましては、茨城県及び栃木県の漁業協同組合から工事の差止め等を求める訴訟があり、第一審においては、原告らの請求を棄却するとの判決がありました。原告側の控訴によりまして、現在、第二審が行われております。
リニア中央新幹線の工事におきまして、JR東海は、大井川流域の水資源への影響の低減を図るため、平成二十六年十二月に、学識経験者により構成される大井川水資源検討委員会を設置いたしまして、平成二十七年十一月の第四回委員会において、大井川流域の水資源に対する環境保全措置として導水路トンネルの設置等を行うことが取りまとめられたところでございます。
また、先ほど大臣がお答えいたしましたとおり、平成二十八年の利根川の渇水では、北千葉導水路の活用によりまして利根川上流ダム群の貯水を温存すること等によって、渇水対策に努めてきたところでございます。 国土交通省といたしましては、今後も、関係利水者等との調整をしつつ、ダムの運用の工夫等を行うことにより、渇水被害の軽減に努めてまいりたいと考えております。
国土交通省におきましては、渇水が予想されたことから、河川水に余裕のある利根川の下流から流量の少ない江戸川へ北千葉導水路を活用してポンプで送水することで、上流ダム群の貯水量を温存いたしました。 さらに、六月十四日から九月二十一日にかけまして、私自身をトップといたします国土交通省渇水対策本部を設置し、国民の皆様に広く節水を呼びかけ、啓発に努めたところでございます。
我が国では、治水、利水の課題に対しまして、流域の特性に応じて、河川改修、あるいは遊水地、放水路、導水路、そしてダム等の手法を組み合わせながら対処してきているところでございます。 ダムは洪水を一時的に貯留して下流の浸水被害を防止、軽減するとともに、渇水時には必要な取水量を確保するため用水を補給するなど……(篠原(孝)分科員「幾つあるかだけでいいです」と呼ぶ)今、実際にあるという意味でございますか。
さらに、隣接する相模原市緑区の津久井地区ですが、宮ケ瀬ダム関連工事の導水路掘削によると考えられる水がれ等が発生した経過がございます。水がれの痛恨の碑が建てられています。近くには横浜市の水源地としての施設もあります。 ですから、リニアのトンネル工事によって水がれや水質汚染についての懸念がありますが、これらの問題に対してJR東海はどのように対応するのでしょうか。
なお、このような措置を講じたとしても、一定程度のトンネル内への湧水は避けられないと想定されることから、この影響の回避、低減を図るため、JR東海においては、トンネル湧水を自然流下により大井川に戻す導水路トンネルの設置を検討していると承知をしております。 国土交通省といたしましては、この導水路トンネルの費用が必要以上に過大なものとならないよう、JR東海を指導監督してまいりたいと存じます。
それで、改めてこの埼玉県を流れる武蔵水路などを見ていますと、大規模な用水路、導水路ほど、その地域から離れた場所へと水を提供しているわけです。そうしますと、地域住民からすると、ただただ自分たちの地域をきれいな水が通過していくだけと、スルーしているだけというようなことにすぎないわけなんですね。地域への社会的、経済的な還元というか関わりが希薄になってしまうわけであります。
この利根川、荒川のきれいな水を休みなく東京、首都圏に送り続けているのが利根導水などの用水路また導水路であります。こうした利根導水がもし万が一大規模な地震で被災をして、そして取水、導水が不可能になってしまった場合は、これは東京、首都圏への用水、水の供給に重大な影響を与えてしまうわけであります。
一方、武蔵水路以外の利根導水路についてなんですけれども、利根川水系の水を埼玉県中部から南部地域に送る利根導水路でございますが、同じく施設の管理者であります水資源機構において、取水施設である利根大堰や水路の流れを調整する水位調整堰等を対象といたしまして、大規模地震を想定した耐震化工事を平成二十六年度より実施中でございます。
思川開発につきましては、南摩ダムと二本の導水路から構成されてございまして、ダムによる洪水調節のほか、ダムに貯留した水によりまして、下流における流水の正常な機能の維持や新規水道用水を供給することを目的とした事業でございまして、現在、ダム検証中ということでございます。 ダム検証において、治水面では、ダム案とダムの洪水調節効果に相当する複数の治水代替案とを比較検討することとしてございます。
こうしたことを考えると、もし最大限かかったとしても、渡良瀬川あるいは渡良瀬遊水地から小山市の取水している地点、ちょっと上に導水路を設けて水を供給してあげれば、小山市と古河市の水も十分確保できる。五霞町の水は利根川から取水をさせてあげるようにすれば、この思川開発事業、南摩ダムはやめることは十分可能だと思います。
平成二十四年一月に、大規模な治水事業、ダム、放水路、導水路等に関する会計検査の結果というのが出て、私の地元なんですけれども、霞ケ浦導水という事業について、継続して事業を実施する場合には関係者等と十分調整を行うというのができているんですけれども、実際は、地元の漁協と訴訟になって、調整が行われないまま、平成二十六年、事業の再開を決定してしまったんですね。
そして、大野頭首工の直下にそんなに水を流したいのであれば、毎秒一・三立方メートルを大野頭首工から取水せずに魚道に流して、牟呂松原頭首工経由で森岡導水路を活用して豊川用水の東部幹線に流せば、設楽ダムと無関係に、国交省の言う流水の正常機能の維持流量が確保できるということを市民団体の皆さんも提案しております。
この川にダムをつくって、そして寒狭川導水路というものがございまして、東側の宇連川に持ってきて水を流すという計画でございます。 本来の川の流水の正常機能というものを壊して、生きている川を壊して、もう既に環境が壊滅的な打撃を受けている、豊川総合用水事業で壊滅的な打撃を受けている宇連川側に水を持ってくるためにダムをつくるという発想自体がおかしいのではないかと思いますけれども、大臣、お願いいたします。
その検討の中で、御指摘いただいた導水路トンネル、大井川の水に導水路を通じましてトンネル内湧水を流していくという方策が最も有効な方策であろうということで、これを最有力の候補として今検討を深度化している、そういう状況でございます。
特に、導水路トンネルについて御指摘がありました、長いトンネルを掘ることによる影響ということにつきまして、今、検討の流れの中では、導水路トンネル上の沢、あるいは出口付近、こういったところに生息しております動植物、あるいは水質、こういったものを事前に十分調査を進めていくということにしております。
○島津委員 導水路が主要な対策だということなんですけれども、この導水路についても、新たな指摘や疑問、懸念の声が出されています。 導水路が大井川に水を合流させるわけですけれども、それまでの上流区間というのは水が枯渇する、この可能性があるということは委員からも指摘のあるところです。また、導水路の延長距離は約十二キロ。静岡県内を通るトンネルの本線以上の長さになるわけです。
会計検査院もこの事業に対しては指摘をしておりまして、平成二十四年一月に、資料の四の方にございますけれども、「導水路事業において、霞ケ浦の水質が更に悪化する傾向にあることから、現状においては同事業により導水を実施してもCOD値五・〇ミリグラム・パー・リットル台前半という目標を達成するまでに相当な期間を要することが見込まれる状況となっており、また、事業参画を継続する意思がない利水者が出てくるなど事業開始当初
会計検査院さんは、ここの検査報告の場において、「導水路事業において、継続して事業を実施する場合には、関係者等と十分調整を行うとともに、霞ケ浦の水質改善対策の代替案に比べて費用対効果の面で有利であるなど、同事業の効果、必要性等を再度明確にした上で事業に取り組むこと」という指摘をされておりますけれども、こういう、行政が、おざなりにとは申し上げませんけれども、不透明な形で検証したようなものが、本当に会計検査院
また、個別施設の事業進捗につきましては、利根川と霞ケ浦を結ぶ利根導水路は完成、霞ケ浦と那珂川を結ぶ那珂導水路は三三%完成、それから、導水路の立て坑は十二基のうち十一基が完成、ポンプ場は四カ所のうち三カ所が完成という状況です。 また、ポンプ場等の建設に必要な用地につきましては一〇〇%取得済みでございます。
まず、水力価格の改定の趣旨ということでございますが、平成二十六年度の買い取り価格の決定におきまして、中小水力の価格のうち、既設の導水路というものを使ったものの価格帯を新設いたしました。中小水力ですが、導水路という河川から水を引き込む水路があるわけでございます。従来は、この水路そのものは水を流す道でございますので、長期にわたり活用できるわけでございます。
高浜機場から土浦放水口をつなぐ土浦トンネルは未着手で、利根導水路は完成をしております。立て坑につきましては、十二基の立て坑のうち土浦放水口を除く十一基が完成をしております。また、四つの機場のうち、利根機場、桜機場が完成、那珂機場は陸上部が完成、高浜機場が未完成という状況になっております。
そして、それではまた元に戻りたいと思いますが、今回のこの報告書の中には、ダムだけではなくて導水路、こういったものもチェックされております。霞ケ浦導水路について伺いたいと思いますけれども、資料は四、五、六と三つ付けております。
○国務大臣(羽田雄一郎君) 平成八年に竣工しております利根導水路については、引き続き適切に管理するとともに、会計検査院の報告も踏まえて、漁業関係者との合意形成を進めつつ、本導水路のみによる効果の程度を把握することにより、本事業の検証と並行して単独での運用の可能性について検討していきたいというふうに考えております。
そして、ことしいよいよ、二十四年度には左岸部の築堤、二十五年度に右岸部の築堤、さらに二十六年度に導水路をつくって完成に至る、そして平成二十七年の鶴田ダムに平仄が合っていくという見込みでございまして、計画に沿って進んでいると思いますが、これも、その進捗ないし今後の見込みにつきまして確認をさせていただきたいと思います。
○前田国務大臣 これも、今、小里委員の御指摘があったとおりに進めておりまして、二十四年、二十五年と築堤をやり、二十六年度に導水路を整備して、二十七年度に古い堰を撤去するということで、平成二十七年度の完成に向けて今鋭意努力中でございます。